信号解析基礎
2年A1/A2 火曜2限(FEN-EE2102L1)
物理的な変動を信号として捉え,情報として扱うための基礎を習得する。物理と情報の掛け渡しをする。信号とスペクトル(正弦波信号/フーリエ級数とフーリエ変換/信号波のフーリエ解析/信号の標本化),不規則信号の解析(不規則信号の基礎/相関関数とスペクトル/信号のベクトル表現とその統計的扱い)について,基礎的な知識を習得する。
ヒューマンインタフェース工学
3年A1/A2 木曜2限(FEN-EE3d14L1)
インタフェースとは2つのモノを繋げるための規格や工夫を意味する。特に人間が情報機器を繰る場合は,人と機器を繋ぐための技術をヒューマンインタフェースと呼ぶ。この分野では,物理学や情報学に加えて,人間に関する洞察が必要になってくる。本講義では,ハードウェアやソフトウェアの進展に伴う社会的な変化を敏感に捉え,デザイン分野における潮流やユーザスタディによる評価のノウハウなどを視野に入れた俯瞰的な理解を深める。
メディアコンテンツ特別講義Ⅱ/先端表現情報学特別講義Ⅱ
3年A1/A2 木曜5限: 講義ページ(FEN-EE3d18L1)
コンテンツ産業,メディア芸術,さらにはメディアコンテンツに関わる学術分野を俯瞰的に講義し,その将来像を探る。各界を代表するオピニオンリーダーを招き,75分程度の講演の後に,30分程度のグループディスカッションの時間を設ける。
OpenCV/OpenGLによる映像処理
3年A1/A2 月火木3・4限: 講義ページ
ビデオカメラとコンピュータを接続して,C++言語による映像処理プログラミングを実践する。画像認識(Computer Vision)のライブラリとしてOpenCV,画像合成(Computer Graphics)のライブラリとしてOpenGLを用いることで,最先端の映像技術を自ら体験する。基礎を一通り習得した後で,興味に合わせて各自のテーマを設定し,自由課題の形式で開発を行う。自由課題成果の一部は,講義ページで紹介しているので,励みにして欲しい。
ゲームデザイン論 先端技術が生み出す新しいあそび
全学体験ゼミ S1/S2木曜5限:講義ページ
人類にとっての「あそび」とは何なのかを考え,その中で未来の「ゲーム」はどうあるべきかを発想するための基礎を体験的に学ぶ。ゲーム制作においては,あそびとしてルールを作る・相互の関係性を結ぶ・ストーリーを空想する・身体を使うなどの要素を考慮するだけでなく,エンジニアリングやマーケティングの側面も重要になる。これらを総じて「ゲームデザイン論」と称し,総合的な学びの機会とする。
学際情報学府制作展示/教育部情報技術論実験実習II
大学院 通年水曜4限:講義ページ(GII-WS6117L1)
メディアやコンテンツの研究に取り組む学生を対象として通年で開講する。一般向けの展示会を開催するために,企画や運営上の役割を担い,ディスカッションを通して展示全般のプロセスを実践する。最終的には活動の概要をまとめたアーカイブ冊子を刊行する。
あそびの未来ファクトリー
課外活動:イベントページ
あそびの未来ファクトリーは,「あそび」とは何かを考え,未来の「あそび」を作るアイデアソンである。私たちはだれしも幼い頃,「あそび」を通じて多くのことを学び,心や身体を育んだ。様々な遊びの要素を組み合わせたり,参加者同士でディスカッションを深めながら,人類にとって「あそび」とは何か?という深い問いに挑み,未来の「あそび」を創造してみよう。
過去の担当講義
電気電子数学演習(1998,1999,2002)/電気回路理論第一(2002-2007)/メディア工学(2003-2009)/映像メディア工学(2009-2012)/インタフェース構成論(2000, 2003-2008, 2010, 2012)/全学体験ゼミナール「Groupwork of Future ―テクノロジーでつくる未来のディスカッション―」(2012-2016)/学際情報学概論Ⅱ(2015-2020)/GDWS(Global Design Workshop)(2013-2022)