鴨長明的環世界 / Chomei's Umwelt
魚ハ水ニ飽カズ。魚ニアラザレバソノ心ヲ知ラズ。鳥ハ林ヲ楽(ネガ)フ。鳥ニアラザレバ其ノ心ヲ知ラズ。閑居ノ気味モ又同ジ。住マズシテ誰カサトラム。
鴨長明,方丈記(佐竹昭弘 校注・岩波書店)
仏教的なMaya(幻世界)に端を発している長明の世界観は,人間の環世界は身体と住居と自然といった集合の複合体であるという認識を示している。
また、次の箇所は生存戦略としての住居の可播性が語られている:
広サハワヅカニ方丈,高サハ七尺ガウチ也。(…)土居ヲ組ミ,打箒ヲ葺キテ、継目ゴトニ懸金ヲ懸ケタリ。若(モシ)心ニカナハヌ事アラバ,ヤスク外ノ移サムガタメナリ。
死ぬための領土を固定化するということは,いきるための場所の再領土化に終止符を打つことだが,セルフビルドの意義はそこで初めて真価を発するのかもしれない。
> derivative: Corpora Si(gh)te (doubleNegatives Architecture)
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